3〜4人家族に合った間取り!3LDKの注文住宅がおすすめの理由

公開日:2023/09/15   最終更新日:2023/06/26

3LDKの注文住宅

注文住宅を建てようと考えている方、3LDKの間取りを検討されていますか?3LDKは、大人数で暮らす際に何不自由なく快適に過ごせるメリットがある、人気の間取りです。しかし、デメリットもあるため、しっかりと考慮して設計しましょう。この記事では、3LDKのメリットとデメリットについて詳しく解説しているため参考にしてください。

家族が自由に過ごせる!3LDKが3~4人家族におすすめの理由

3LDKとは、リビング、ダイニング、キッチンの他に、居室が3つある間取りのことを指します。3LDKを検討される方は多いでしょう。有効活用できる部屋が多いため、両親 2人、子ども2人の、合計4人暮らしでも十分快適に過ごせます。

国土交通省の「住生活基本計画における居住面積水準」には、文化的な生活を送るために欠かせない面積が定められています。3人家族で一般型なら100平方メートル、都市居住型なら75平方メートルが必要です。

4人家族の場合は、一般型であれば125平方メートル、都心居住型ならば95平方メートルあれば、快適な生活が可能です。3LDKは部屋が多いため、この数字をクリアできる可能性が高いと言えるでしょう。したがって、3LDKは、3人から4人の居住に最適な間取りであるといえるのです。

家族のライフスタイルにぴったりの間取り!3LDKのメリット

3LDKは、3人から4人の家族にとって不自由がなく、快適な間取りであるといえます。ここからは3LDKのメリット について解説していきましょう。

子供部屋を作れる

3LDKの一番のメリットは、子ども部屋を確保できることではないでしょうか。2LDKであれば、自由に使える居室が2つしかありません。家族の寝室に加え、子どもひとりの部屋を作るといっぱいになってしまいます。

ふたりめの子どものプライベート空間がなくなるため、思春期など多感な時期には問題となるでしょう。一方、3LDKは子ども2人が個別に部屋をもったとしても問題なく対応できます。

収納スペースをより確保できる

家族が多いと、衣服などを入れる荷物は多くなり、必然的に多くの収納スペースが必要です。各部屋にも収納スペースが増えるため、LDKに多くの荷物を置く必要がなくなります。

快適な生活空間を実現するには?3LDKのデメリット

一方で、3LDKにはデメリットもあります。デメリットを把握しないまま設計を進めてしまうと、後で後悔することにもなりかねません。3LDKの特徴を盛り込んだ、現実的な設計を実現するために、3LDKのデメリットを把握しておきましょう。

部屋が余る

3LDKは部屋が多いため、子ども部屋を十分に確保できるのはメリットです。しかし、子どもは成長し、いずれ家を出るため、将来的に部屋が空く可能性が高いです。

とくに3つある居室は、子どもがいる場合は問題なく活用できますが、子どもが自立した後に使い道がなくなり、問題になる可能性があります。一気にひとつ、ないしはふたつ部屋が空いてしまうため、お金をかけて3LDKにする必要性がなかったと公開するかもしれません。

電気代が高くなる

とくに、子どもは個別の部屋を持ちたがるものです。子どものプライバシー確保のために部屋を与えるのは必要でしょう。しかし、LDKとふたつの居室の合計3部屋で、同時に電気を稼働させるため、電気代が多くかかってしまう傾向があります。照明の電気代に加え、高額になりがちなのは空調代です。

とくに夏は、一般的に非常に暑いため、すべての部屋にエアコンを設置することが不可欠です。夏の日中にすべての部屋でエアコンを稼働させることになるため、電気代が高騰しやすく、頭を悩ませることになるかもしれません。

家族が自由に過ごせる!3LDKの間取り例

3LDKのメリット・デメリットを確認したうえで、どのような間取りにすればいいか考えていきましょう。

すべての世代にやさしい住宅

3LDKの部屋をすべて活用すると、電気代が増加する傾向にあります。しかし、住宅性能をあげることで、空調の使用頻度や温度設定を抑えられ、電気代を削減できる可能性があります

住宅を高気密、高断熱仕様にすることで、冷暖房の使用頻度が低くなり、電気代を節約可能です。

また、全館空調を導入し、一元管理することで、部屋ごとの温度差をなくし、間取りを変更しなくても、お年寄りにも過ごしやすい住宅に活用し直せます。

3LDKの大きなデメリットは、子どもが独立した後の部屋の活用です。子どもの部屋に両親を住まわせることを検討してはいかがでしょうか。全館空調により、高齢の両親にも快適な生活が提供できるためおすすめです。

家事がしやすい住宅

家事は、ほぼ毎日行うため、冷蔵庫、まな板、収納などを使いやすい位置に配置することがとても重要です。家事導線を意識し、間取りを考えてみましょう。

キッチンや洗面所を直線上に配置することで、移動がスムーズになり、時間を有効活用できます。さらに、衣服を干すベランダとの場所を近くに配置することで、乾いた洗濯物を収納することが可能です。

まとめ

3LDKのメリット、デメリットについて詳しく解説してきました。3LDKは、2LDKに比べ自由になる部屋が多く、快適性は大幅にアップしています。しかし、将来を考え適切に設計しなければ、部屋が余るなどのデメリットもあることを忘れてはなりません。3LDKを設計する際は、子ども部屋の有効活用や、電気代の節減、広い床面積を活かした家事導線などを考慮することが重要です。適切な設計ができると、3LDKのメリットを最大限に活かせるでしょう。住宅設計の参考になれば幸いです。

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