平屋の注文住宅を建てるメリット・デメリットについて解説!

公開日:2022/11/15   最終更新日:2022/09/20


注文住宅を建てる際、2階建てや3階建ても人気がありますが、近年は平屋も注目されるようになっています。平屋が注目されるようになっているのは、高齢化社会という点からも挙げられますが、実は子育てにも平屋は最適と言われています。この記事では、平屋のメリットやデメリットを紹介します。

平屋とは?

平屋は一階建ての住宅で、ワンフロアにすべての部屋があります。昔の日本の住居は平屋が多かったので、昔ながらの住まいの形とも言えるでしょう。土地が広い場合は、平屋で十分な部屋数を確保できますが、住まいを建てる土地のスペースが狭い場合は、どうしても2階建てや3階建てという住まいになってしまいがちです。広い土地を購入することができれば、平屋を建てることはできるでしょう。現代の平屋は、とてもデザイン性が高く、機能性も高められていることから、世代を問わず注目されていると言えます。

平屋の注文住宅を建てるメリット

平屋の注文住宅を建てるとどのようなメリットがあるのでしょうか。平屋を建てるメリットについてまとめておきます。

コンパクトで生活しやすい住まいになる

平屋のメリットとして、コンパクトさと住みやすさが魅力です。住みやすさの点では、生活動線が良いという点が挙げられます。生活動線が良いと、ストレスを感じることなく生活できると言われています。例えば、家事をする際に、何度も廊下を行き来すると効率が悪くなってしまいますが、廊下を行き来する回数が減れば、効率も良いですし家事も楽に行えます。特に水まわりを近くにまとめるということは、平屋の間取りでしておきたい点でしょう。

家族の存在を感じやすい

平屋のメリットとして、家族の存在をより感じやすくなるということがあげられます。1フロアに子ども部屋もリビングもあるので、お互いに今家で過ごしているということが分かりやすいのです。階段がないことで、転倒によるリスクも防げると言えるでしょう。家族のすれ違いを防げるのが平屋のメリットです。

住まいが丈夫

2階建てや3階建ての住まいと比べて、平屋は地震や台風などの自然災害に強いと言えます。地震の際は揺れが抑えられますし、台風の際も風の影響を受けにくいです。ただし、大雨による浸水には注意が必要です。

天井の高い住まいにできる

住宅の天井の高さには、建築基準法で定められた高さがあります。居室の天井の高さは2.1メートル以上でなければいけません。一般的には、2.4メートルから2.5メートルくらいで設計される住まいが多いです。天井を高くすることで開放的な空間になりますが、2階建てや3階建ての場合は、天井の高さに限界がありますが、平屋の場合は自由に高さを決めやすく広々とした空間にできるでしょう。

メンテナンスにかかる費用が抑えられる

平屋はメンテナンスの際に、対象となる面積が少ないことで、費用をおさえやすいと言われています。

平屋の注文住宅を建てるデメリット

平屋の注文住宅を建てることは、メリットがとても多い印象がありますが、実はデメリットもあります。デメリットをまとめておきます。

敷地が広くなるため固定資産税が高くなる

平屋を建てる場合、ある程度の広さの土地が必要となります。土地の広さが広いと固定資産税が高くなるという点は、覚えておく必要があるでしょう。

浸水のリスクも

床下浸水のリスクが2階建てや3階建ての住まいと比べて高くなるということがデメリットになります。浸水してしまうと、家全体に被害が出てしまうため、土地選びに注意しなければいけません。浸水のリスクが高い場所は避けて、平屋の住まいを建てましょう。ハザードマップで確認することをおすすめします。

外部からの侵入リスクも

平屋の場合は、外部から侵入されるリスクも高くなると言えるでしょう。窓を開けっぱなしにしてしまうようなことは避けましょう。

日当たりが悪くなる可能性もある

周辺に高い建物が多い場合、日当たりが悪くなってしまう可能性があります。日当たりに関しては、あとから建物がたつことで変わってしまう可能性もあるので、注意しなければいけません。日当たりが悪いことで、室内に光が入りにくいというようなことも起こる可能性があります。

風通しが悪くなる可能性もある

周辺の建物によっては、風通しが悪くなってしまうということも起こります。窓の位置や大きさなど、十分検討するようにしてください。

プライバシーの問題も

平屋の住まいでは、外部から部屋の中が見えやすくなるというリスクもあります。プライバシーに配慮した住まいにするために、間取りには十分注意するようにしてください。

まとめ

平屋の注文住宅を建てたい場合、平屋の注文住宅を建てている実績が多い会社に依頼するようにしましょう。実績がある会社は、実例が確認できるので、どのような雰囲気の平屋が完成するのかイメージしやすくなります。また、各社で工法が異なるため、どのような工法なのかという点も確認しておくと良いでしょう。理想の平屋にするために、しっかりと情報を収集してください。

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