屋上のある家の魅力とは?メリットとデメリット、注意点をご紹介!

公開日:2023/04/15   最終更新日:2023/03/29


屋上のある家に、一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。しかし、現実には屋上を作っている家は多くありません。なぜなら、そこには少なからずデメリットが存在するからです。そこで今回は、家に屋上を作ることの魅力のほかに、デメリットや注意すべき点をご紹介します。仙台で注文住宅を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

屋上のある家のメリット

屋上は、家の最上階に庭があるようなものです。地上の庭ではできないようなことが、屋上ではできたりするのも魅力の1つです。ここでは、屋上がある家のメリットをご紹介します。

アウトドアを楽しめる

おうちで手軽にバーベキューなどのアウトドアを楽しむことができます。人目を気にしなくてもいいので、バーベキューコンロなどを常設することも可能で、いちいち重い機材を運び出す手間がありません。全天候型のソファやミニテントを置くなどして、自分だけのキャンプ場が作れます。

洗濯物干し場として活用

立地によれば、庭に洗濯物を干すのは人目が気になることもあるでしょう。屋上であれば人目を気にする必要がありません。しかもベランダやバルコニーよりも広く、日当たりや風通しも良いので、気持ちよく洗濯物が干せます。

眺望がいい

海や夜景など、家を建てた場所によって異なる眺望が楽しめるのは、屋上のある家の醍醐味といっても過言ではないでしょう。遮るものが少なくなるため、夜は満天の星空を眺めるのにも最適です。

家庭菜園を楽しむ

屋上は日当たりがよく風通しもよいため、家庭菜園を楽しむのにも適しています。面積も広々としているので、十分な広さの庭が確保できなかった住宅でもたくさんの花や野菜を育てることができるでしょう。

子供やペットを思い切り遊ばせる

子供を外で思い切り遊ばせたいと思っても、目を離すとどんな危険な目にあうかわかりません。屋上であれば、車や不審者の心配をせずにのびのびと遊ばせられます。遊具の衛生も保ちやすいでしょう。同じ理由で、ペットが思い切り走り回れるドッグランスペースとしても活用できます。

屋上のある家のデメリット

ここでは、屋上のある家のデメリットをご紹介します。

雨漏りに注意

一般的な住宅の屋根は勾配がついていて、雨水が上から下に流れ落ちる仕組みになっています。屋上を作る場合、屋根はフラット(陸屋根)にしなければなりません。陸屋根にすると水はけが悪くなり雨漏りの危険性が出てきます。

落下に注意

当然のことながら、落下対策は万全にしなければいけません。特に小さいお子さんは、狭い隙間でも通り抜けてしまうことがあります。子どもがすり抜けられないフェンスを設置したり、フェンスの近くに踏み台となるようなものを置いたりしないよう、細心の注意が必要です。

コストがかかる

屋上に出るための階段や扉の設置など、通常の住宅に比べてコストがかかってしまいます。屋上を支えるために家全体も頑丈な作りにしないといけません。特に豪雪地帯ですと、雪が積もったときのことも考慮に入れる必要があります。その他にも防水設備や排水設備なども整えなくてはならず、さまざまな面においてコストアップは覚悟しなければならないでしょう。

こまめな手入れが必要

屋上を美しく保つためにはこまめな掃除が必須です。落ち葉やほこりを取り除き、排水溝の掃除をすることで虫や悪臭の発生を防ぎ、快適に過ごせます。また、そうすることで雨漏りを防ぐこともできます。

メンテナンスにもコストがかかる

屋上を維持するためには、定期的なメンテナンスがかかせません。メンテナンスせずに放置しておくと、手すりが老朽化してきて危険ですし、雨漏りすれば家全体が劣化してしまいます。家の安全を守るためにも、メンテナンス費用がかかることはおさえておきましょう。

屋上のある家を建てるときの注意点

実際に注文住宅で屋上のある家を建てる場合に注意すべきことをまとめました。

屋上のある家に実績のあるハウスメーカーを選ぶ

屋上をつくるためには頑丈な家づくりが必要不可欠なので、実績があるハウスメーカー選びはとても大切です。なかには屋上を作るための独自のノウハウや補償をしてくれるハウスメーカーもあります。資料請求をしたり、展示場に出向いて直に話を聞いたりして、間違いのないハウスメーカーを選びましょう。

鉄骨住宅を選ぶ

木造住宅でも屋上をつくることは可能ですが、水がしみこみやすい木材の性質により雨漏りのリスクは高まります。注文住宅で建てる際は、比較的雨漏りリスクが軽減できる鉄骨住宅を選ぶことをおすすめします。

間取りや動線を考える

屋上を有効活用するために、間取りや動線はしっかり考えましょう。たとえば屋上でバーベキューをするのであれば2階にキッチンをつくったり、洗濯物を干すのであれば屋上近くに洗濯機を設置したりしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

以上、屋上のある家のメリットとデメリットを解説しました。家庭によってさまざまな使い方ができるのが屋上の魅力です。その反面、建築費がかかり安全面など考慮しなければならない部分もたくさんあります。この記事でお伝えしたメリットとデメリットをふまえて、屋上をどのように使いたいかということをご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。ぜひ仙台での注文住宅づくりのヒントにお役立てください。

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