注文住宅を購入する際に注意するべきポイントについて解説!         

公開日:2022/04/15   最終更新日:2022/05/13

                                注意ポイント

理想のマイホームを持つなら、誰もが考えるのが注文住宅ではないでしょうか?注文住宅では内装から外装、設備、間取り、家具などすべてを自分の思い通りに作ることが可能です。ここまで聞くと夢のような注文住宅ですが、注意すべき点はないのでしょうか?今回は注文住宅を購入する際の注意ポイントについて解説します。

注文住宅を建てるメリット・デメリット

まずは注文住宅のメリットやデメリットにはどのようなものがあるのか、見ていきましょう。

注文住宅のメリット

細かいこだわりを再現できる

注文住宅と建売住宅の決定的な違いは、家の内装、外装、設備、建材などを自由に選べること。自由度が高く自分の理想の住宅を作ることが可能です。キッチンの設備を整えたり、部屋ごとにスタイルを変えたりするなど、注文住宅では予算次第でいくらでも部屋を構築できるでしょう。

また注文住宅では外観や家の大きさも調整できるため、世界で一つだけの家を手に入れられるメリットもあります。建材から間取り、設備などをすべて決めてつくりあげた家は、建売住宅の何倍もの愛着が湧くことでしょう。

予算の調整が容易

注文住宅では建材や、間取り、設備のグレードなどの調整がきくため、予算に応じた住宅を建てられることもメリットの一つです。どうしても譲れない希望は残しつつ、こだわりが必要のない部分はコストを落として建築することで、予算に合った住宅を作れます。

家を建てる過程を見られる

建売住宅は家がすでに建っているため、建築の段階を見ることができませんが、注文住宅では土地から基礎を組み立て、外壁を張り、内装の壁を作るなどの段階を見ることができます。

依頼者はどんなときでも視察できるため、施工業者側に適当な仕事をさせない抑止力になり、丁寧な仕事が望めるでしょう。また建売住宅では新築の場合でも欠陥住宅があったりしますが、注文住宅では欠陥が少ないといわれています。建築過程が見ることができ、欠陥が少なくなるというのは、注文住宅のメリットといえるでしょう。

注文住宅のデメリット

入居まで時間がかかる

入居までの時間がかかることが注文住宅のデメリット。注文住宅では施工期間の他に、土地探し、内装・外装・設備などの打ち合わせなどがあり、工期が伸びることも少なくありません。最初の打ち合わせから引き渡しまでに、半年から1年が注文住宅の相場といわれています。

予算オーバーの可能性

注文住宅は自由度が高いため、欲しい設備やオプションが施工途中にいろいろ出てきます。譲れないポイントをきちんと決めておかないとあれもこれも追加した結果「支払いが追いつかない」なんてことになりかねません。毎月のローンを考慮し、予算の範囲内で設備やオプションは考えましょう。

注文住宅を購入する際に注意するべきポイント

続いて、注文住宅を購入する場合、どういった部分に気をつけるべきなのかまとめました。

生活導線

生活導線を考えながら間取りを検討しましょう。生活導線が悪い場合、日々の生活にストレスを感じてしまうかもしれません。料理、洗濯、掃除などがしやすく、日常生活がしやすい間取りが望ましいです。

建材の選び方

建材選びも注文住宅を購入する際に注意すべきポイント。無垢の木などは質感もよく、機能面もよいですが高価な建材になります。理想の建材を多く使った住宅は、予想以上に予算を圧迫するため、適切なグレードの中で選ぶことが大切です。

着工してから

着工後に現場に顔を出すことも忘れてはなりません。先ほどもお伝えしましたが、依頼主が顔を出すことで施工会社へのよい監視になります。設計図を持っていくことで、どの段階を建築しているのか分かるうえ、説明を受けながら重要部分を見ておくことで、住宅の欠陥を減らすことができます。

注文住宅の施工の流れ

注文住宅の施工の流れは、以下のようになります。

・予算決め

・建築会社の選定

・土地探し

・間取り

・契約

・確認申請

・着工

・引き渡し

まず予算決めでは「いくらなら借りられるか」「資金はいくらを想定しているか」などを打ち合わせで決めていきます。返済計画も無理のないように、長いスパンで考えることが大切です。

次に建築会社の選定です。建築会社とは、注文住宅を建築している長期の間で付き合うことが予想されます。予算から土地の選定、間取りなど何でも相談できるような建築会社を選びましょう。

建築会社が決まれば、次は土地や間取りを決めます。土地は自分が希望するような完璧な場所は見つからない、と考えておいたほうがよいでしょう。完璧を求めていると、一向に着工に移ることができず、無駄に工期が伸びてしまうからです。

ある程度よい土地が見つかったら契約し、間取り決めを始めるとよいでしょう。間取り決めまで終われば後は契約を結び、詳細な打ち合わせを重ねながら引き渡しを待つことになります。

 

今回は、注文住宅を購入する際の注意ポイントについて解説しました。自由度が高く、予算の調整がきく注文住宅ですが、入居までの時間がかかったり、予算がオーバーし支払いが厳しくなったりするケースもあります。マイホームに対する具体的なイメージと、現実的に支払える予算を決めたうえで、契約を始めるよう心掛けてみてください。

 

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