注文住宅に設置するのがおすすめのオプション設備を紹介!
注文住宅を建てる場合は、設備関係の仕様もすべて選んで決めます。しかし、一つ一つ決めていくのに何を基準に決めればよいのかわからなくなってしまう人もいると思います。そんな人のために、今回は失敗しないオプション設備を紹介します。この記事を読んで、快適なマイホーム生活を送りましょう。
注文住宅に設置するのがおすすめのオプション設備
注文住宅で一番オプションが多く、悩んでしまいがちな場所として水回り設備が挙げられます。種類が多く、グレードもいくつもあるので悩んでしまう方も多いでしょう。失敗しないためには、まずは今の生活を基準にして、欲しい機能なのかそうじゃないのかを判断していくことが大切です。
また、せっかく注文住宅を建てるのですから、今よりも使い勝手を悪くする必要はありません。ただし、グレードをあげすぎると金額が現実的ではなくなってしまう可能性があるので気を付けましょう。
キッチン
キッチンは機能が多いうえに、オプションの数もかなり多くて悩むところです。レンジフードと加熱機器の部分は、グレードを上げるにつれてお手入れが楽になるのが特徴です。
一般的にはグレードが3~4段階に分かれているので、お手入れのしやすさで判断して選びましょう。加熱機器もグリルの部分のお手入れがしやすくなったり、機能が増えたりとグレードが上がるにつれて変化する部分があるので、しっかりと選びましょう。
料理をする方であれば、キッチンは毎日使うところなので、あまり妥協しすぎないようにしましょう。
カップボード
見落としがちなカップボードのオプションですが、セパレートカップボードの場合、家電製品の上の部分に吊戸棚を傷めないために蒸気をバリアするパネルを付けることができます。
長くカップボードを使う場合は付けておいたほうが安心です。
洗面化粧台
最近は、感染対策として水栓を自動水栓にする家庭が増えてきています。家に遊びに来た人が、洗面化粧台を使う頻度が多い場合は検討してもよいかもしれません。
トイレ
トイレの代表的なオプションは、自動開閉です。便座の閉め忘れ防止になるので便利な機能ですが、自動開閉のトイレに慣れると、外で閉めるのを忘れてしまう可能性もありますので注意しましょう。
ユニットバス
ユニットバスもオプション機能が細かく設定されているメーカーもあるので、今の生活を基準に選びましょう。標準の扉が折戸になっている場合が多いのですが、お手入れのしやすさや将来的に介護を視野にいれている方は、開戸や引戸に変更しておくと良いかもしれません。
注文住宅の設備に関する失敗例
設備の仕様をひとつずつ決めていくときに、良い設備を見ると下のグレードが考えられなくなってしまうケースがあります。
当然ですが、グレードの高いものは値段も高くなります。オプションを重ねていくと最終的にかなりのプラス金額がかかってしまうため、気を付けましょう。優先順位をつけ、本当に必要なオプションだけ付けるようにしましょう。
また、設備のグレードを上げるということは、機能が増えるということです。最近ではスマートフォンと設備を連携することができる機能などもあります。
良いものは良いですが、多機能すぎて結局使いこなせないようでは、もったいないです。必要な機能だけ付けるように心がけましょう。
注文住宅の設備費用が予算オーバーしてしまったら?
オプションを重ねるうちに追加費用が増えてしまうことはよくあります。予算がオーバーしてしまった場合は、見直しの作業が必要です。
標準仕様をもう一度確認する
オプションを付けた部分の見直しをしましょう。標準の設備がどんなものか、もう一度チェックしてみてください。
今の設備は、標準のグレードでも良いものが標準になっている場合が多いので、金額の見直しをするときは標準の設備と今の生活を基準にオプションの選びなおしをしてみるのもひとつの方法です。
資金計画を見直す
オプションの選びなおしをして、それでも予算がオーバーしてしまった場合は、家全体の資金計画の見直しをしましょう。
見直しをする際には、担当営業に相談に乗ってもらうのが良いです。資金の話やローンの件もあわせてアドバイスをくれるので解決策が早く決まる場合があります。
どうしても予算がオーバーしてしまう時は、ローンの借入額を変更しないといけない可能性があるので、資金計画を見直す場合は営業担当にも相談しましょう。
今回は、注文住宅を建てるときの設備のオプションについて解説しました。オプションを選べるというのは、注文住宅を建てるときの特権です。選べる範囲や種類が多いので、悩んでしまうかと思いますが、家が建った後の楽しい暮らしを思い描きながら一歩ずつ進んでいきましょう。
大切なのは今の生活の基準よりも下げないことです。今よりもより快適な生活を過ごせるようにしていきましょう。