注文住宅用の土地探し!仙台で探すときのポイントや注意点とは?
仙台で住宅を建てる予定だけれど、よい土地が見つからないとお悩みではありませんか?土地探しではある程度の基礎知識がないと、うまく探せません。この記事では、土地のスムーズな探し方や土地探しのポイント・注意点などについて紹介します。仙台であなたの希望に合った土地を探すためにもぜひ最後までご覧下さい。
注文住宅用の土地の探し方
実際に土地を探すためには、主に4つの方法があります。それぞれの方法をメリット・デメリットとともに紹介します。
不動産会社に相談する
土地探しといって多くの方がまず思い浮かべるのは、不動産会社ではないでしょうか。不動産会社は、土地の専門家というイメージもあり、不動産の情報も大量にあるので、希望に合った土地が探しやすいというメリットがあります。また、よい土地ほどインターネットで公開していないということも多く、掘り出し物に出会える可能性も高いでしょう。購入時の面倒な手続きも代行してもらえるという点も大きなメリットです。
ただ、ほとんどの不動産では仲介手数料が発生するために、購入金額が高くなる可能性があります。また、地盤の強さや災害被害が受けやすいかどうかなどの情報などを教えてくれない業者も存在するので、勧められる物件をそのまま受け入れるようなことはしないでください。依頼する前には、その不動産会社が信頼できるか業者かどうか調べておくことも重要です。
ハウスメーカーに相談する
ハウスメーカーで土地探しをすれば、土地と建物すべてを合わせた費用がわかるので、資金計画が立てやすいというメリットがあります。建てる家の間取りやプランに合わせた土地を見つけてくれるので、その点もメリットといえるでしょう。
ただ、不動産会社と同じように、メーカーによっては必要な情報をすべて提示せず、地盤改良工事などの余計な費用が掛かってしまうような事態になることもあります。業者の情報はしっかりとチェックをして、信頼して任せられるメーカーに依頼しましょう。
インターネットや情報誌などで探す
インターネットの不動産情報サイトには、非常に多くの物件が掲載されています。価格やそのほかの条件に応じて絞り込むこともできるので、希望に合った土地が見つけやすく、複数の物件を比較できるという点がメリットです。
ただ、物件に対する情報量はあまり多くなく、実際の土地の状態や周辺の環境もわかりにくいという点がデメリットとなります。インターネットを利用するなら、掲載されている情報だけで物件を決めるのではなく、希望の条件に合った土地の下調べなどに利用する程度にしておいた方がよいでしょう。
自分の足で探す
希望のエリアを実際に歩いて土地を探すのは大変な作業ですが、周辺の環境や騒音・日当たり・交通量なども把握しやすいので、案外おすすめです。インターネットには掲載されていないような掘り出し物件が見つかる可能性もあるので、宝探しのように楽しんでいる方もおられます。
ただし、何の情報も持たずに探すのは、手間がかかり過ぎますので、あらかじめ希望エリアを絞って探してみましょう。もしも希望の物件が見つかった場合は、不動産会社に相談することをおすすめします。購入希望の土地のさまざまな情報は自分で調べることもできるのですが、プロに任せた方が安心ですし、簡単です。
仙台で注文住宅用の土地探しをするときのポイント
土地探しをするときは、希望の土地について必要な条件をきちんと決めておきましょう。また、土地に関する最低限の知識も持っておいた方がよいでしょう。
土地の条件を決める
多くの方にとって人生の大きな夢である家への希望は、どうしても欲張ってしまいがちです。しかし、条件を欲張りすぎると、予算と合わなくなったり、土地がなかなか見つからなかったりしてしまいます。そのため、土地と家の条件は、簡潔に、そして絶対に譲れないものを決めておきましょう。
たとえば、公園や学校などが近い、交通アクセスがよい、災害に強い立地、駐車場への出入りがしやすい道路に接しているなどの条件です。それらを満たすエリアを探し、そのエリアで予算内に納まる土地を探してみてください。
不動産に関する基本的な用語
土地を購入する際に最低限知っておいた方がよいのが、土地の用途地域、容積率、建ぺい率です。用途地域とは、土地の用途に応じて建物の高さや大きさ、種類を制限するために決められたもので、都市計画法に基づいて定められています。大きく「住居系」「商業系」「工業系」に分けられ、その中で細かく分類されています。
用途地域は、希望する住宅の条件に合った用途地域かどうか、住居にふさわしい環境であるかなどを見極める指針ともなります。容積率とは土地の面積に対する延べ床面積の割合のことで、建ぺい率とは土地の面積に対する建築物の面積の割合のことです。建物を建てるときには、その土地の容積率と建ぺい率に合わせて立てなければ、違法建築となってしまいます。
注文住宅用の土地探しをするときの注意点
希望の条件に合った土地が見つかってもすぐに購入を決めないでください。これからずっと住み続ける家を建てるのですから、慎重にチェックをしましょう。
時間や曜日ごとの環境チェック
土地を見に行く時間帯は、たいていの場合明るい時間帯ですので、夜間や早朝の様子はなかなかわかりません。しかし、そこに住むなら夜や朝の方が家にいることが多いのではないでしょうか。また周囲の建築物によっては、平日は静かでも休日は騒がしいという場所もあります。「ここがいい」と思うような土地が見つかったときは、必ずいろいろな時間帯や土日の様子を確認しておきましょう。
ハザードマップの確認
災害はいつどこで起こるかわかりませんが、自治体ではそれぞれのエリアの災害リスクが一目でわかるようにハザードマップを作成しています。インターネットでも見られますので、気になる土地の災害リスクはしっかりと確認してください。
土地の境界線の確認
土地によっては、隣の土地との境界線がはっきりしていないところもあります。のちのちトラブルのもとになるかもしれないので、登記簿などできちんと確認しておきましょう。
まとめ
希望の土地が見つかるまでは、いろいろと大変なこともあると思います。しかし、土地探しが夢へのスタートだと思えば、楽しく探せるのではないでしょうか。新しい家で楽しく暮らす家族を思い浮かべながら、いろいろな土地を見てみる、そんな経験も後で振り返ればきっといい思い出になるはずです。今回紹介した土地探しのポイントや注意点を参考に、ぜひ素敵な家を建ててください。