注文住宅の内装を決める上で注意するべきポイントとは?

公開日:2022/03/15  


注文住宅は間取りから内装、外装、設備まですべてを自由に決められるのが魅力です。しかしすべてを決められる反面、選択肢が多すぎて予算がオーバーしてしまう、内装のデザインが決まらないといったことがあるようです。そこで今回は注文住宅で内装を決めるうえでの注意ポイントをお伝えします。ぜひ参考にしてください。

注文住宅の内装決めが難しいワケとは?

注文住宅の内装を決めるのは、多くの方が頭を抱えるところです。注文住宅の内装決めが難しい理由は何なのでしょうか?ここから解説していきます。

デザインの種類が多い

まず注文住宅の内装決めが難しい理由に、デザインの種類が多いことがあげられます。日本を象徴する和風テイストのデザインから和と洋を組み合わせた和風モダンスタイル、男性向けのシックスタイルから、自然を感じられるナチュラルスタイルなど多種多様です。スタイルの数が多いため絞り込むことができず内装を決めにくくなっているのです。

また注文住宅を購入する際、多くの人は自分一人でデザインを決めるわけではなく、家族や同棲相手がいるでしょう。そのため自分以外の人ともデザインの話し合いを行い、意見を擦り合わせる必要があります。全員が納得するようなデザインを探すには時間をかける必要があり、内装選びがより困難になっているのです。

間取りのバランスが難しい

注文住宅では間取りを自由に決められるため、間取りを決める必要があります。取りを素人が決めるのは想像以上に難しく、内装決めをより大変にする要素です。間取りのバランスでミスをしたくない場合には費用がかかりますが、プロに依頼するなどして検討することをおすすめします。

注文住宅の主な内装デザインの種類

次に、主な内装デザインの種類です。

シンプルモダン

シンプルモダンとは余分な家具や装飾をなくし、最低限の素材を大切にするスタイル。ガラスや金属などの硬い素材を使用し、直線的な間取りで部屋を構築するのが特徴です。

ナチュラルモダン

ナチュラルモダンは、直線的なモダン系のスタイルにナチュラルな要素である木材を取り入れたスタイル。ナチュラル系の色を多く取り入れることでモダンスタイルの冷たいイメージをうまく打ち消し、家庭的な部屋ができ上がります。逆に大人っぽい雰囲気を作りたい場合には、ガラスや鉄などの硬めな素材を多く取り入れるとよいでしょう。

カジュアルモダン

カジュアルモダンはモダンスタイルに小物やポップなデザインのインテリアを取り入れ、カラフルなデザインが特徴です。インテリアはシンプルにし、キャラクターフィギュアやアメリカンな雑貨などを飾るとスタイルを作りやすいでしょう。明るく楽しいデザインが魅力的なスタイルといえるでしょう。

ミニマルテイスト

無駄のない機能的なインテリアを使用し、構成されたデザインがミニマルテイストです。室内を白一色でまとめたり、空間を大きく残したりするのが特徴といえます。素材をバラバラにせず統一された質感で揃えるとよいでしょう。

注文住宅の内装を決めるまでの流れ

内装を決める手順は以下の通りです。

・1.自分のイメージを決める
・2.家族の意見もまとめる
・3.床の色と材料
・4.壁・天井の色決め
・5.設備の決定
・6.照明の色・形
・7.カーテンや家具

この中で最も大切なのが1と2のイメージを決める段階です。ここで理想のイメージを固めておくことで今後の床の色や壁、天井、照明、家具などが必然的に決まってきます。イメージを固める際には、頭の中でこんな感じと決めるのではなく、理想とした写真や画像を探して印刷もしくは保存しておくとよいでしょう。

依頼した業者の方に「このようなデザインを考えています」と見せることができれば、近いようなデザインをいくつか提案してもらえます。家族でイメージを話し合うときも同様に自分のイメージを写真や画像で持ち寄りましょう。

注文住宅の内装を決める上で注意するべきポイント

内装を決めるうえで、気をつけたいポイントをまとめました。

部屋のバランスを考える

内装を決める際は一つのパーツの良し悪しで決めるのではなく、壁や床、天井などを考慮して検討しましょう。自分が譲れない家具や壁のカラーなどがあればそれを軸として選んでいくと失敗が少なくなります。

実物サンプルを見る

壁や床の色や素材を選ぶ際には、カタログの印刷で選ぶのではなく、必ずサンプルを確認します。色は大きさが変わると色味が変わるため、小さいサンプルで選んだとしても、完成したときに「思った色と違う!」と感じることがあります。また素材は印刷されているカタログでは分からない質感や凹凸があるため、ぜひ本物を見る・触ることを意識してください。

 

今回は注文住宅の内装を決める際の注意ポイントについて、内装決めが難しい理由や内装の種類、内装を決めるまでの流れをお伝えしました。内装を決める際には、イメージを具体的に持つことが最も大切です。具体的なイメージを家族で決めたうえで注文住宅の相談を行うとスムーズに購入できるでしょう。

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